ポケモンホームがリリースされた頃から剣盾につれてこれたテラキオンですが、『鎧の孤島』のリリースに合わせてランクバトルでも使えるようになりました。
いわ・かくとうという弱点の多いタイプではありますが、無駄のない種族値と優秀な攻撃範囲を誇る強力なポケモンとなっています。
そんなテラキオンの育成論と対策を紹介していきたいと思います。
テラキオンの育成論
テラキオンの育成論はこのようになります。
- 性格:ようき
- 特性:せいぎのこころ
- 持ち物:きあいのタスキ、いのちのたま、じゃくてんほけんなど
- 努力値:AS252 H4
- 実数値:36740-18370-18370
- わざ:岩技/インファイト/選択枠/選択枠
性格は『ようき』一択!
テラキオンは素早さの種族値が108であるため、基本的には激戦区の100族周辺を抜ける『ようき』にするべきでしょう。
特性は『せいぎのこころ』!
テラキオンの特性は『せいぎのこころ』しか存在しません。
あくタイプの攻撃を受けた際に攻撃が1段階上がる特性となっており、あまり活きる機会はないのですが、テラキオンはそれを補って余りあるポテンシャルを誇るポケモンなので我慢しましょう。
持ち物は『いのちのたま』や『きあいのタスキ』がおすすめ!
テラキオンは高い素早さから火力を押し付けていくタイプのポケモンであるため、火力を上げる『いのちのたま』などを持たせるのが良いでしょう。
行動保証をつけられ砂でも削られない『きあいのタスキ』、弱点の多さを逆手に取れる『じゃくてんほけん』などもおすすめです。
努力値は基本的にAS特化で!
テラキオンは高い火力を押し付けていくタイプのポケモンであるため、攻撃は可能な限り上げ、素早さも最速にすると良いでしょう。
テラキオンは耐久の低いポケモンではないため耐久に振りたくなる気持ちもあるのですが、弱点の多さゆえに耐久が活きてくるケースは多くありません。
「『じゃくてんほけん』持ちのダイマエースとして運用したい!」「ダブルの叩きパでは火力が過剰になってしまう」といったケース以外では、基本的に火力振るのが良いと思います。
おすすめの技
テラキオンのおすすめの技を紹介します。
いわなだれ・ストーンエッジ・がんせきふうじ
ダブルにおける岩技は全体技である『いわなだれ』でほぼ確定ですが、シングルでは火力重視の『ストーンエッジ』や後続を動きやすくする『がんせきふうじ』なども候補となるでしょう。
命中不安なのがネックですがダイマックスすることでカバーでき、『ダイロック』の砂により自身の特防が1.5倍になるほか襷持ちも処理できたりとかなり強力な動きができるようになります。
インファイト
タイプ一致で威力の高い『インファイト』も基本的に採用することになるでしょう。
他の格闘技としては『せいぎのつるぎ』もありますが、特殊な事情がない限りは『インファイト』が安定です。
じしん
ギルガルドやドヒドイデに対する安定打点が欲しい方、『ダイアース』による特防アップを狙いたい方は地面技の『じしん』を採用するのも良いかもしれません。
しかし、格闘と岩の攻撃範囲があれば地面技を撃ちたい機会はほとんどないため、優先度はそれほど高くありません。
アイアンヘッド
対フェアリーとして優秀な『アイアンヘッド』も候補となります。
素の状態では等倍の岩技と大差ない威力ですが、ダイマックス技の『ダイスチル』であれば高い威力を出せて防御アップの追加効果も嬉しいので採用の価値はあります。
でんこうせっか
先制技が欲しい方に!
ステルスロック
テラキオンはステロ撒きもできます。
シングルでは『がんせきふうじ』との組み合わせで後続を動きやすくするのも良いでしょう。
ちょうはつ
相手の補助技を止める『ちょうはつ』ですが、テラキオンは多くの相手に先制できるので刺さる場面は多いです。
しかし、弱点も多いため読み間違いで攻撃を受けてしまうと致命傷になりかねない点にも注意しましょう。
つるぎのまい
弱点の多いテラキオンで『つるぎのまい』を積むのは難しいですが、一度でも積めればテッラキオンの攻撃を受けるのは至難の業となります。
コーチング
ダブルで味方を強化できる『コーチング』も使えます。
素早さも高いので色々なコンボを狙えそうですね。
まもる
ダブルでは『まもる』があると非常に動きやすくなります。
技スペースの余りがちなテラキオンで採用しない理由は特にないでしょう。
テラキオンの対策
テラキオンの対策は『いわなだれ』による怯みも考慮すると、受け身でいくよりも上を取っていくのが安定となります。
テラキオンより素早さの高いポケモンを採用する
テラキオンは上を取れている相手にはめっぽう強いですが、上を取られると弱点の多さゆえ打たれ弱いポケモンとなります。
テラキオンはやや高速帯のポケモンになりますが、上を取れるポケモンも少なくないため構築に1枚は早いポケモンを入れておくと良いでしょう。
先制技持ちのポケモンを採用する
テラキオンは『アクアジェット』や『バレットパンチ』、『グラススライダー』に『マッハパンチ』など多くの先制技が抜群となっています。
ローブシンやゴリランダーなどのポケモンであれば撃ち合っていけるでしょう。
まとめ
テラキオンはアタッカーとしての圧力もさるものながら、積み技や補助技も備えているため相手にするととても厄介なポケモンです。
テラキオンより先に行動できるポケモンを構築に入れて対策を怠らないようにしましょう!