【ポケモン剣盾】サマヨールの育成論!努力値と対策、おすすめの技とは?

サマヨールといえば、『しんかのきせき』の効果を得られるポケモンで、非常に高い耐久力を持つポケモンとして知られています。

サマヨール

『サニーゴ(ガラルのすがた)』というライバルも登場しましたが、トリックルームの存在もあり、ダブルバトルではクレセリアやポリゴン2の亡き今、最も信頼できるトリックルーマーとしてよく採用されています。

そんなサマヨールの育成論と対策を紹介していきたいと思います。

サマヨールの育成論

サマヨールの育成論はこのようになります。

  • 性格:のんき
  • 特性:おみとおし
  • 持ち物:しんかのきせき
  • 努力値:
    • サンプル1:H252 B92 D164
    • サンプル2:H252 B132 D124
    • サンプル3:H252 B164 D92
  • 実数値:
    • サンプル1:147-*-178-*-171-27
    • サンプル2:147-*-183-*-166-27
    • サンプル3:147-*-188-*-162-27
  • わざ:ナイトヘッド/トリックルーム/選択枠/選択枠

性格は『のんき』がおすすめ!

サマヨールはトリックルーマーとして運用することになるので、素早さに下降補正をかけるのが一般的です。

次に防御に補正のかかる『のんき』と特防に補正のかかる『なまいき』のどちらを採用するかですが、実数値の高くしたい側に補正をかけると良いでしょう。

主な調整先となるドラパルトは特攻より攻撃のほうが高いポケモンであり、ダイホロウ耐えの調整をしたいケースでは『のんき』が優勢になることが多いです。

特性は『おみとおし』がおすすめ!

サマヨールには通常特性の『プレッシャー』と夢特性の『おみとおし』がありますが、よほどのことがない限りは相手の持ち物を確認できる『おみとおし』を選ぶべきでしょう。

『プレッシャー』はキョダイジュラルドンなどと組み合わせてPPを削る戦術を取りたいケースで採用することもありますが、ほとんどのケースでは『おみとおし』のほうが有効に働きます。

持ち物は『しんかのきせき』を選ぼう!

サマヨールは『しんかのきせき』の対象ポケモンなので、基本的には『しんかのきせき』を持たせるべきです。

稀に『メンタルハーブ』や『ラムのみ』を持たせるケースもありますが、素早さ種族値25という遅さに拘らないのであれば、進化系であるヨノワール(素早さ種族値は45)のほうが耐久も高いため、そちらを採用するべきでしょう。

努力値は、あらゆる攻撃を耐えられるように調整しよう!

サマヨールは相手のあらゆる攻撃を受けきって『トリックルーム』を発動するのが主な仕事になります。

そのため、集中攻撃はまだしも1撃で倒されるようなシチュエーションはなるべくなくしたいものです。

サンプルを3つ用意しました。いずれもドラパルトを強く意識した配分となっています。

サンプル1:H252 B92 D164

  • A172命の珠ドラパルトのダイホロウ耐え(15/16)
  • A204バンギラスのダイアーク+砂ダメ確定耐え
  • A156命の珠ミミッキュのシャドークロー×2耐え
  • C167命の珠ドラパルトのダイホロウ耐え(13/16)

サンプル2:H252 B132 D124

  • A172命の珠ドラパルトのダイホロウ確定耐え
  • C161サンパワーリザードンの晴れキョダイゴクエン(威力150)確定耐え
  • C216シャンデラのダイホロウ耐え(12/16)

サンプル3:H252 B164 D92

  • A177までの命の珠ドラパルトのダイホロウ確定耐え
  • A177命の珠キリキザンのダイアーク確定耐え
  • A204バンギラスのダイアーク+砂ダメ×2確定耐え
  • C152命の珠ドラパルトのダイホロウ確定耐え
  • C161サンパワーリザードンの晴れキョダイゴクエン(威力150)耐え(13/16)
  • C197シャンデラのダイホロウ確定耐え
  • C216眼鏡シャンデラのシャドーボール確定耐え

おすすめの技

サマヨールのおすすめの技を紹介します。

ナイトヘッド

サマヨールは攻撃面の種族値に乏しいため、メインウエポンとして定数ダメージの『ナイトヘッド』が採用されることがほとんどです。

ロトムやサマヨールなど、HP実数値の低いポケモンに対してとても有効です。

トリックルーム

サマヨールを採用する上で、ダブルバトルで最強の素早さ操作技である『トリックルーム』は外せません。

ガラルサニーゴでなくサマヨールを採用するからには、差別化の意味でも『トリックルーム』を採用するべきでしょう。

いたみわけ

サマヨールはHPの低いポケモンであるため、『いたみわけ』ととても相性が良いです。

回復しながら相手を削れる便利技なので、基本的には採用していきたいところです。

てだすけ

自身が火力を出せないため、『てだすけ』で補助するのも良いでしょう。

7世代までは教え技で覚えられずXD産限定の技だったのですが、ポケモン剣盾からわざマシンで普通に覚えられるようになりました。

おにび

命中不安ではあるものの物理アタッカーに有効な『おにび』も候補となります。

トリル下で強力なカビゴンやドサイドンより遅い素早さから撃てるのも魅力ですね!

くろいきり

少し珍しい技ですが、全ての能力をリセットする『くろいきり』という技も覚えます。

『いかく』や『バークアウト』で攻撃の落とされた隣のダイマエースの火力を戻したり、相手の積み技や弱点保険を無効化したりと、使い所は難しいですが『くろいきり』があると便利な場面も多いでしょう。

サイドチェンジ

隣のポケモンと位置を交換する『サイドチェンジ』も使えます。

択ゲーにはなりますが、味方を守れる技で重宝します。

まもる

サマヨールは1撃で倒すことが困難なため、トリルを阻止しようとする相手から集中攻撃を受けやすいです。

そこで『まもる』を決められれば大きなアドバンテージを得ることができるでしょう。

ただし、サマヨールを倒せるほどの火力が並んでいる場面では、隣への集中択で落としに来ることも考えられるため、読み合いになることも多く安定はしません。

かげうち・じならし

サマヨールは火力の低いポケモンであるため、味方の弱点保険を能動的に発動させる動きも狙えます。

『かげうち』でドラパルトの弱点保険を発動させたり、『じならし』でドサイドンやバンギラスの弱点保険を押していく動きが強力です。

サマヨールの対策

サマヨールの主な仕事はトリルを貼ることなので、トリルを貼らせないように対策していく必要があります。

集中攻撃で倒す

いくらサマヨールが超耐久を誇るポケモンとは言え、ある程度火力のあるポケモンで集中攻撃すれば倒すことは可能です。

ダイホロウやダイアークで耐久を落とし、隣のポケモンに追撃してもらえば簡単に倒すことができるでしょう。

隣のポケモンがサポートしてきたりすることもあるので、必ずしもうまくいくとは限りませんが、サマヨールの他にもサポーターを採用するとトリル後の動きが弱くなりがちなため、トリルターンも凌ぎやすいはずです。

「集中攻撃で倒す」というのは汎用的な対策としては十分だと思います。

『ちょうはつ』や『ねむりごな』などで『トリックルーム』を妨害する

サマヨールは持ち物が『しんかのきせき』に固定されがちなため、補助技にとても弱いです。

『ちょうはつ』でトリルの発動を妨害したり、『ねむりごな』で寝かせたりすれば簡単に対処できるでしょう。

まとめ

サマヨールは『しんかのきせき』を活かした高い耐久で『トリックルーム』の発動を狙ってくるポケモンです。

とはいえ、高火力の集中攻撃を耐えられるほどの耐久ではなく補助技にも弱いため、採用する際には考えうる並びへの回答を用意しておきたいところです。

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