【ポケモン剣盾】セキタンザン(キョダイマックス)の育成論!努力値と対策、おすすめの技とは?

  • 2020年4月15日
  • 2020年6月23日
  • 育成論

セキタンザンといえば、8世代から新たに登場した『じょうききかん』というおもしろい特性を持っていることでタマゴ孵化のお供として知られているポケモンです。

セキタンザン(キョダイマックス)

キョダイマックス解禁前の環境でも、ドラパルトやマニューラで波乗りを巻き込んだり、インテレオンでアクアジェットすることで『じゃくてんほけん』を発動させつつ、蒸気機関で素早さを最大まで上げるコンボが使われていました。

通常のダイマックスでも使われていたセキタンザンですが、キョダイマックス個体の解禁、そしてアクアジェットを覚えるアシレーヌも使用可能になったことで、ダブルバトルで大きな注目を浴びることとなりました。

そんなセキタンザン(キョダイマックス)の育成論と対策を紹介していきたいと思います。

セキタンザン(キョダイマックス)の育成論

セキタンザン(キョダイマックス)の育成論はこのようになります。

  • 性格:いじっぱり(推奨) or ひかえめ
  • 特性:じょうききかん
  • 持ち物:じゃくてんほけん
  • 努力値:H12 A252 B4 D4 S236
  • 実数値:187-145-141-*-111-80
  • わざ:岩技/炎技/選択枠/選択枠

性格は火力に補正のかかる『いじっぱり』か『ひかえめ』を選ぼう!

セキタンザンは蒸気機関の上昇分も考慮すると素早さは必要十分であり、弱点保険とのコンボで圧力をかけていけるように火力面に補正のかかる性格を選ぶのがおすすめです。

セキタンザンは見た目に反して攻撃と特攻のどちらも種族値が『80』と低く設定されており、物理型と特殊型のどちらを選ぶかは好みになりますが、この育成論では『いじっぱり』を採用した物理型を推奨としています。

物理型を推奨する点としては大きくわけて4つあります。

  • 特殊岩技が『げんしのちから』しかなく、キョダイフンセキの威力も110と低くなってしまう点
  • ほのおタイプなので鬼火などによって火傷することがない点
  • 強力な威嚇持ちである『ガオガエン』や『ギャラドス』、『ウインディ』に対しては岩技で弱点をつけるため誘いにくい点
  • ダイマックスせずに『だいばくはつ』するという選択肢を作れる点

セキタンザンは物理アタッカー特有の弱点を克服できており、技の威力や使いやすさも考慮すると物理型に軍配があがるでしょう。

『鎧の孤島』で威力120の特殊岩技である『メテオビーム』を取得しました。
キョダイフンセキの威力も140と高くなるため、特殊型の優位性も高くなりました。

特性はじょうききかんを選ぼう!

セキタンザンは『じょうききかん』の他にも、『もらいび』と『ほのおのからだ』の特性を持っています。

単体で採用するなら『ほのおのからだ』を選ぶのも良いですが、セキタンザンの魅力は専用特性である『じょうききかん』にあり、炎岩という弱点の多いこのポケモンを単体で構築に組み込みたいというケースは少ないことでしょう。

この育成論では、セキタンザンならではの強みを発揮できる『じょうきかん』を採用した個体を紹介していきます。

持ち物は蒸気機関とも相性の良い弱点保険がおすすめ!

セキタンザンの採用理由である蒸気機関はセキタンザンに水技を当てる前提であり、同時に発動可能な弱点保険とはものすごく相性が良いです。

通常のダイマエースであれば命の珠やラムのみも考慮する価値がありますが、セキタンザンに関しては、よほどのことがない限り弱点保険を選ぶのが良いでしょう。

努力値はAS(CS)ベースに

セキタンザンの努力値は火力に振り切り、残りを素早さ調整して余りを耐久に振るといった形になります。

上のサンプルでは、素早さを努力値236振りの実数値80とし、素早さ6段階↑でスカーフドラパルト抜きまで素早さを確保したものとなっています。

必要に応じて、同族意識や4振り60属、追い風下での95属を意識して、準速である82まであげるのも良いでしょう。

おすすめの技

セキタンザン(キョダイマックス)のおすすめの技を紹介します。

いわなだれ・ストーンエッジ・ロックブラスト・げんしのちから・メテオビーム

セキタンザンの採用理由の1つである『キョダイフンセキ』のためにも岩技は必須です。

岩技は通りが良いので、ダイマックス時に撃ちやすいのも高評価です。

岩技といえば『ストーンエッジ』や『いわなだれ』が一般的ですが、バタフリーなどの襷持ちに強く出れる『ロックブラスト』、特殊型であれば『げんしのちから』や『メテオビーム』も候補となります。

フレアドライブ・だいもんじ・オーバーヒート・もえつきる・ねっぷう

タイプ一致で撃てる炎技も採用したいところです。

物理型であればダイバーンを威力140で撃てるフレアドライブ、特殊型であれば『だいもんじ』や『オーバーヒート』がおすすめです。

セキタンザンは弱保と蒸気機関からダイマエースとして運用することが想定されるため、ダイマックス技の威力が130の『ほのおのパンチ』や『かえんほうしゃ』はあまり採用したくはありませんが、特殊型の場合、全体技の『ねっぷう』はこれを考慮しても採用する価値があるので、候補として載せておきました。

じしん・10まんばりき・だいちのちから

地面技は範囲的にも岩技との補完がとても優れています。

タイプ一致で撃てる炎技とやや範囲が被り気味ですが、ミラーで強く出れたりダイアースによる特防アップが強力なので両立もありだと思います。

だいばくはつ

物理型であれば採用しておくと便利な技です。

セキタンザンをダイマエースとして動かしにくい相手が並んでいた場合、だいばくはつで自主退場していく選択肢があるのは心強いです。

相方がドラパルトであれば、波乗りで弱保+蒸気機関を発動させつつ気合の襷も削れ、自身は霊で大爆発のダメージを受けずに大ダメージを期待できるのでおすすめです。

ソーラービーム

特殊型であれば採用も視野となる技です。

ダイソウゲンは、セキタンザンの苦手な苦手な水タイプや地面タイプへの打点となるだけでなく、グラスフィールドによって4倍弱点である地震の威力を軽減できたりと便利です。

グラスフィールドを展開すると、キョダイフンセキのダメージも回復されてしまう点には注意が必要です。

まもる

セキタンザンは4倍弱点が2つもあるため、動きやすくするためにも守るは欲しいところです。

セキタンザン(キョダイマックス)の対策

セキタンザンは水、地面と4倍弱点が2つもあるので、そこをうまく突いていきたいところです。

トリックルームを展開する

セキタンザンのコンボは、高い素早さを誇るドラパルトや先制技のアクアジェットによって始動するため、止めるのは困難を極めます。

また、蒸気機関が発動すると、追い風下であっても抜けるポケモンが限られるほどの素早さを誇るため、上をとるのは現実的ではありません。

ですが、トリックルームを展開できれば行動順で優位に立つことができます。

セキタンザンは攻撃面の種族値が高くないため、トリル役が倒される心配も少なく、おすすめの対策となります。

耐久のあるポケモンで耐えて反撃する

セキタンザン自体は弱点の多いポケモンであり、味方の水技で消耗していることも考えると、攻撃を耐えて反撃さえできれば倒すことは難しくありません。

水と地面が弱点となりますが、特に地面タイプは多くのポケモンが習得するため、覚えさせておくと役立つことでしょう。

まとめ

セキタンザン(キョダイマックス)は専用特性の『じょうききかん』と弱点保険を組み合わせたコンボが強力であり、キョダイマックスも解禁されたことで大きな注目を浴びているポケモンです。

攻撃面は魅力的ですが、コンボの始動にHPが削れてしまう点が弱点になるので、うまくケアしてあげる必要があるでしょう。

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