ダグトリオといえば、赤緑の対戦環境ではよく採用されていたポケモンですが、現在ではインフレに取り残されつつあるポケモンです。
ですが、『ありじごく』という優秀な特性を持つため、ガチ環境でもまだまだ採用していく余地のある1匹です。
そんなダグトリオの育成論と対策を紹介していきたいと思います。
ダグトリオの育成論
ダグトリオの育成論はこのようになります。
- 性格：ようき
- 特性：ありじごく
- 持ち物：きあいのタスキ
- 努力値：AS252 H4
- 実数値：111-152-70-*-90-189
- わざ：地面技/選択枠/選択枠/選択枠
性格は『ようき』一択！
ダグトリオは素早さの種族値が120であり、最速にすることで、素早さ種族値119であるエースバーンまで抜ける素早さとなっています。
準速でも激戦区の100族まで抜けるので『いじっぱり』も候補となるのですが、110属近辺にゲンガーやアローラキュウコンなど抜いておきたい相手が多く存在するため、基本的には『ようき』が推奨されます。
特性は『すなじごく』を選ぼう！
ダグトリオの特性は『ありじごく』がおすすめです！
砂パであれば『すながくれ』や『すなのちから』も候補となりますが、基本的には『すなじごく』を選ぶこととなるでしょう。
持ち物は『きあいのタスキ』がおすすめ！
ダグトリオの持ち物は『きあいのタスキ』でほぼ確定といっても良いでしょう。
ダグトリオは耐久がとても低いポケモンであるため、行動回数を保証することがシンプルに強いです。
『おきみやげ』や『ふいうち』も覚えるため、HP1の状態からもしっかりと仕事することが可能です。
努力値はAS特化で！
ダグトリオは耐久面を『きあいのタスキ』に依存することになるため、努力値は素直にAS極振りで良いでしょう。
おすすめの技
ダグトリオのおすすめの技を紹介します。
じしん・10まんばりき
ダグトリオのタイプ一致で打てる技として『じしん』や『10まんばりき』があります。
シングルでは『じしん』、ダブルでは浮いているポケモンの少ない構築であるなら『10まんばりき』がおすすめです。
ただし、技スペースの厳しいダグトリオは地面技が入らないケースも存在します。
いわなだれ・ストーンエッジ・がんせきふうじ
地面技と補完に優れる岩技も採用していきたいところです。
『がんせきふうじ』がおすすめですが、素早さの高いダグトリオから放たれる『いわなだれ』も怯みの追加効果が狙え強力です。
きしかいせい
ダグトリオは『きあいのタスキ』を持つことが多いため、『きしかいせい』を最高威力である威力200で使える場面の多いポケモンと言えます。
地面技と範囲が被ってしまうので、この技を採用するときは地面技を抜くことも視野に入ってきます。
ふいうち
ダグトリオは先制技である『ふいうち』も覚えます。
素早さ種族値120もあるダブトリオに先制技はいらないようにも思えますが、スカーフ持ちやドラパルトなど持っていると便利な場面は多々あります。
おきみやげ
『ありじごく』の特性を持っているダグトリオは、相手のポケモンを交換させない点を活かして起点作りにも便利です。
『おきみやげ』で次のポケモンに繋いでいく動きをしたい方は採用してみるといいかもしれません。
ステルスロック
『きあいのタスキ』を持つことが多いため、『ステルスロック』を撒く役割を担いやすいです。
ステロを撒いたあとは『おきみやげ』で退場することもできるので、意外と器用なポケモンですね。
まもる
ダブルなら『まもる』はほぼ必須です。
場にいるだけで相手を交換させない『ありじごく』の特性を持っているため、ダグトリオを守らせながら隣のポケモンをうまく対面させていくことで、試合をコントロールしていくことが可能になります。
ダグトリオの対策
ダグトリオの対処法はシングルとダブルでだいぶ違ってきます。
ゴーストタイプや浮いているポケモンを採用する！
『ありじごく』の特性はゴーストタイプのポケモンや浮いているポケモンには効果がないため、これらのポケモンであれば交代することが可能です。
特にダブルバトルで交代ができなくなるのは致命的なので、積極的に取り入れていきたいところです。
起点にさせない！（シングルのみ）
ダグトリオは起点作りに優秀な技を取り揃えています。
素早さの高いポケモンであるため、完全に妨害することは難しいですが、ある程度は起点にされないための工夫が必要です。
『おきみやげ』の効かない『アーマーガア』や『ミロカロス』を採用してみたり、こちらも積み技で対抗してみるのもいいでしょう。
また、裏から出てくる相手のエースを止められるポケモンを用意しておくのも重要です。
まとめ
ダグトリオはアタッカー寄りの性能をしていますが、器用な側面も持ち合わせているおもしろいポケモンです。
『ありじごく』の効果はゴーストタイプや浮いているポケモンに効果がないので、覚えておくと良いでしょう。