種族値って言葉にすると難しそうに思われるかもしれませんが、実はものすごくシンプルなものなんです!この記事を読み終える頃には、きっとイメージが掴めていることでしょう。
それでは種族値について学んでいきましょう!
種族値とは?
ポケモンの種類ごとに決められている数値で、そのポケモンのステータス傾向を表すものを「種族値」と言います。種族値は各ステータス毎に分類されていており、「攻撃種族値」や「素早さ種族値」などと表現されたりします。例えば、HPの高いことで知られている「ラッキー」はHP種族値がとても高く設定されています。ポケモンが進化するとステータスが大幅にあがるのも、種族値が変化したことによるものです。
ゲーム内で種族値を調べる方法はある?
ゲーム内で正確な種族値を知ることは難しいです。努力値と個体値の知識があれば逆算して調べることも不可能ではありませんが、結構な手間なのでネットで調べるのが早いでしょう。
実質種族値という考え方について
必ずしも低いステータスを引くというわけではありません。例えば「カプ・コケコ」というポケモンは攻撃種族値が「115」もあるのにも関わらず技に恵まれないため、「95」しかない特攻種族値を使った特殊アタッカーとして運用することが多いです。この場合の実質種族値は「570」から「115」を引いた「455」となります。
種族値は調整されることがある
ポケモンは新作で種族値の調整が行われることがあります。そのため、過去作から新作に連れてくることで種族値が変動するいったことが起こり得ます。現在のところは、上方修正のみで下方修正に関しては確認されていません。
この調整によって新環境で化けることになるポケモンが出てくることもあるので、種族値が変わったポケモンはチェックしておくと良いでしょう。
種族値の合計が600のポケモン
通常のレート戦やランク戦で使えるポケモンの中で、最も優れたポケモンの合計種族値は「600」です。 そして合計種族値が600のポケモンのことを「600族」と表現することもあります。600族のポケモンは孵化歩数が多いことでも有名で育成するのにも苦労しますが、育て上げれば活躍してくれること間違いなしでしょう。また、準伝説の中にも一部合計種族値が600のポケモンが存在しますが、これらのポケモンは準伝説のくくりで呼ばれることがほとんどです。
600族は3世代で2種類登場しましたが、基本的には1世代1匹という法則があります。またそのほとんどがドラゴンタイプで、ストーリー的にも中盤以降でないと出会えないことがほとんどになっています。
以下に600族のポケモンをまとめてみました。
- カイリュー
- バンギラス
- ボーマンダ
- メタグロス
- ガブリアス
- サザンドラ
- ヌメルゴン
- ジャラランガ
しかし、これらのポケモンはデメリット付きの特性を持ち合わせているため、ここでは省略させていただきます。
種族値を覚える必要はあるの?
全てのポケモンの全ての種族値を暗記する必要はありません。気になればネットで調べることもできますし、ポケモンの見た目からもある程度は予想がつきますしね。ネット対戦をするならある程度は覚えたほうが良いですが、実戦では努力値や性格などもステータスに影響しているため、細かいところまで覚えずとも「この攻撃はこのくらいのダメージかなぁ?」といったイメージができれば十分だったりします。
ただし、本気で対戦に取り組むつもりであれば素早さだけは覚えておく必要があります。素早さは行動順に直結するため、覚えておくと対戦中に色々な情報を得ることができます。
例えば、抜かされるはずのないポケモンが抜かされた場合には「こだわりスカーフ」を持っていると判断できたり、逆に速そうなポケモンを抜いてしまった場合には「耐久面に努力値を振っている」ということが予測できたりします。とはいえ、ある程度ポケモン対戦を経験していれば自然と分かってくるので無理に覚えようとする必要はないかもしれません。
個体値と努力値についても知る必要がある
ここまで種族値についてみてきましたが、種族値は「3値」と呼ばれるものの1つでしかありません。ポケモンの本質を理解するには残り2つの隠しパラメータである個体値と努力値についても知っておく必要があります。
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まとめ
種族値というのは、種族特有の強さを表したもので高ければ高いほど強いポケモンと言えます。実質種族値という考え方や600族といった用語も覚えておきましょう。
ポケモンを育てる際には種族値を参考にしてみるのもいいかもしれませんね。