ポケモン剣盾での『わざ思い出し』は、その時点でのレベルで覚えられる技しか教えてもらうことができません。3DSのタイトルであるウルトラサンムーンではレベルに関係なく覚える技を全て教えてくれたのですが、何故か劣化してしまいましたね…
Lv50に調整しておくと実数値が確認できて便利ということでLv50で育てている方も多いと思いますが、Lv50の時点では覚えない技がある場合、ポケモン剣盾の仕様ではレベルを上げる必要が出てきてしまいますよね。
そこで今回、Lv50以上で覚える技をLv50の段階で覚えておく手法を紹介していきたいと思います。
低レベルで技を覚える方法は2つ!
低レベルの状態で技を覚えさせる方法は主に以下の2つとなっています。
進化前の状態で覚えさせておく
「進化前のポケモン」は「進化後のポケモン」より技を覚えるレベルが低いことはご存知でしょうか?
これをうまく活用すれば、Lv50で調整できるポケモンは多いはずです。
例えば、モロバレルは『きのこのほうし』をLv54で覚えますが、進化前のタマゲタケであればLv48で習得できます。
ほかにも、アシレーヌは『ムーンフォース』をLv51で覚えますが、進化前のアシマリであればLv33で習得できてしまいます。
これは知っておくと色々便利ですよね!
タマゴで遺伝させる
あまり知られていないかもしれませんが、レベル技はタマゴ技と同様に遺伝させることが可能なのです!
「でも、普段タマゴを作ってるときには遺伝していないよ!」と思う方も多いでしょう。
実は、レベル技を遺伝させるのにはちょっとした工夫が必要になるんですよね。
実例も用意しましたので、詳しく見ていきましょう!
タマゴから遺伝させるには、両親にレベル技を覚えさせておく必要がある
レベル技を遺伝させるためには、両親にその技を覚えさせておく必要があるんです。
普通にタマゴを作っているときにレベル技が遺伝しないのは、大半のケースでメタモンを親にしているからですね。
実際に例を見ていきましょう。
コータスに『ふんか』を遺伝させる
コータスにLv64で覚える『ふんか』を遺伝させたかったとします。
その場合、『ふんか』を覚えたコータスの♂と♀を用意します。(あくび、げんしのちから、じわれの3つはタマゴ技です)
実際に孵化してみると…
実際に産まれた個体がこちらになります。
3つのタマゴ技とは別に、しっかり『ふんか』も遺伝していますね!
これでLv50で『ふんか』を覚えたコータスを使うことができます。
コータスはレベルで『ふんか』を覚えるのでわかりやすかったですが、もし進化後にしか覚えられない技を遺伝させようとしたらどうなるのでしょうか?
それについても検証してきましたので、次の項で見ていきましょう!
進化前のポケモンが覚えない技の場合は遺伝する?
進化前のポケモンが覚えられない技の場合には遺伝するのでしょうか?
今回はエースバーンの両親に『コートチェンジ』を覚えさせ、ヒバニーに遺伝するかどうかを検証しました。(いかりのまえば、とびひざげり、ふいうちはタマゴ技です)
ヒバニーの状態では通常『コートチェンジ』を覚えることはできません。
遺伝するのかどうか…
果たして結果は…!
うーん、残念。。。
ヒバニーに『コートチェンジ』を遺伝させることはできませんでした…
進化前のポケモンが覚えられない技は遺伝できないようですね。
カジリガメの『もろはのずつき』やジャラランガの『ソウルビート』などはLv50調整を諦めるしかなさそうです…
まとめ
低レベルの状態で技を習得するには、進化前のポケモンの段階で覚えさせておくか、技を覚えた両親でタマゴを作って遺伝させる必要があります。
遺伝にはメタモンが使えず準備も面倒なため、自己満足の世界ではあると思いますが、Lv50にこだわりのある方は是非試してみてください!