ポケモンの理想個体とは何か?A05Vだけでは足りない!

ポケモンの理想個体と言われるポケモンは、一般的には不要箇所を除いた全ての個体値が『さいこう』(31やVとも呼ばれる)の個体となっています。

確かにわかりやすくて良いのですが、実戦的な観点から見ると、それだけではまだまだ理想個体と呼ぶにはふさわしくありません。

この記事では『本当の意味での理想個体とは何か?』といったテーマで考察していきます。

本当の意味での理想個体とは?

ポケモンをやり込んでいる人なら、特殊アタッカーのA05Vといった調整をご存知の方も多いと思います。

そのような対戦に影響する調整が他にもあるなら、やっておきたいと思いませんか?

まだまだ他にも最適化できる部分は存在しているのです。

本当の意味での理想個体を紹介!

厳選の手間に見合わないものも多いですが、やっておいて損はないので、余裕があればがんばると良いでしょう。

特殊アタッカーにおけるA05V!

特殊アタッカーの攻撃は低いほうが良いというのは有名な話ですね。

  • 混乱での自傷ダメージ軽減
  • イカサマのダメージを軽減
  • ちからをすいとるでの回復量軽減

などなど細かい恩恵があります。

攻撃を落とすことで『わるあがき』の威力が落ちてしまうデメリットはあるものの、基本的には落とすことによるメリットのほうが大きいので、攻撃の個体値は下げるのがベターとなります。

物理アタッカーにおけるC05V!

特殊アタッカーのA05Vと比べると、物理アタッカーのC05Vは聞き慣れないかもしれません。

ですが、特攻を落とすことにもメリットは存在しており、『パワーシェア』という技の対策になります。

『いたみわけ』の攻撃と特攻バージョンみたいな技で、相手と攻撃・特攻を足して2で割るといった技となっています。

パワーシェアはツボツボやデスカーンといったポケモンが覚え、シェアした後に特殊技を使ってくるケースも考えられるため、自分のポケモンの特攻を下げておき相手の特攻上昇を抑えるのが最善と言えるでしょう。

性格は無補正→ミントで調整

8世代の作品であるポケモン剣盾で、性格を変えるミントという道具が登場しましたね。ミントは性格はそのままに、性格補正だけをいじる効果があります。

ここで思い出してほしいのは「無補正の性格(がんばりや、すなおetc)は混乱実で混乱しない」ということです。

この性質を利用して無補正から目当ての性格に変えることで、混乱実で混乱しないポケモンが誕生します!

『トリック』や『なげつける』など相手に持ち物を押し付ける技もあるので、その際に混乱する可能性がなくなるというのは明確なメリットですよね。

特殊アタッカーに『フィラのみ』を持たせることで、物理型を連想させるなどの心理戦も可能になったりします。

オシャボはやめて、モンスターボールに入れよう!

ポケモンのボールにはこだわっていますか?? ガンテツボールなどに入れている人も多いでしょうが、実用性で言えばモンスターボールがベストです。

配信ポケモンをはじめとする特別なポケモンはプレシャスボールに入っていることが多いですが、中にはモンスターボールに入っているポケモンも存在しています。

ポケモンによっては、モンスターボール以外のポケモンを採用していると、それだけで「特別な技を覚えていない」などの情報を読み取られてしまう可能性があるわけですね。

例えば、ポケモン剣盾ではピカブイとの連携でキョダイマックスできるピカチュウやイーブイを手に入れることができますが、この2匹はモンスターボールに入っています。

もし、モンスターボール以外の電気玉ピカチュウを採用したとすれば、それだけでキョダイマックス個体でないという情報を与えてしまいますよね。

過去には『ふんか』を覚えたヒードラン『このゆびとまれ』を覚えたゼニガメもモンスターボールで配信されたことがあります。

ボールだけで情報の漏えいさせないためにも、基本的にはモンスターボールが推奨されるというわけです。

もちろん、配信ポケモンとボールの知識を持ち合わせている方であればオシャボに入れても問題ありません。オシャボ個体であれば孵化余り同士の交換で有利などのメリットはありますが、実戦的に見ると、配信ポケモンのボールの知識のない方はモンスターボールに入れておくのが無難です。

TODを狙えるポケモンは色違いが理想!

ポケモン剣盾のランクバトルではシーズン2からTODが可能となりました。

TODとは簡潔に言ってしまえば、時間稼ぎでの判定勝ちを狙う戦術となっております。

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この制限時間はリアルタイムで計測されているため、色違いの光るエフェクトでちょっとした時間稼ぎが可能なわけです。

何度も交代していれば、結構ばかにできない時間を稼ぐことができるので、TODを狙う構築の場合には、なるべく色違いを集めておきたいところですね。

まとめ

実際には、A05Vや色違い以外の調整が実戦で役に立つ場面はほとんどありません。ですが、特にデメリットもないため余裕があれば厳選するのがいいと思います。

こんなに細かい厳選をしないという方も、今回紹介した内容を覚えておくと役に立つことがあるかもしれません。

物理アタッカーの孵化作業中に偶然C05V個体を引いたときには、そちらを育ててみたりすると良いでしょう。

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