ポケモン剣盾の対戦における、制限時間の仕様と勝敗の判定を検証!

ポケモン剣盾のランクバトルの対戦では、シーズン2から制限時間が設けられることになりました。

  • 対戦時間:15分
  • 1試合の持ち時間:7分
  • 1ターンあたりの選択時間:45秒

しかし、この制限時間の仕様と勝敗の判定が非常にわかりにくいものとなっています。

今回は2台のSwitchを使って模擬戦を行い、細かく検証してきましたので、その結果をご覧ください。

試合結果の判定!

結論から言うと、以下のような結果になることがわかりました。

対戦時間が切れたときの試合結果!

  • 残っているポケモンの多いほうが勝ち
  • ポケモンの数が同じ場合、残っているポケモンのHPの割合が大きい側の勝ち
  • 残っているポケモンのHPの割合も同じ場合、HPの実数値の合計が大きい側の勝ち
  • HP実数値も同じ場合は引き分け

ちゃんと引き分けになることを検証しました!

持ち時間が切れたときの試合結果!

  • 持ち時間が切れた側は、どれだけ有利な局面でも強制的に負け
  • 対戦相手と同時に持ち時間が切れた場合には、対戦時間が切れた際と同じ判定になる

タイムオーバーによる判定結果がわかったところで、試合の結果が判定されるタイミングや各種時間の確認方法といった詳細についても見ていきましょう。

制限時間についての詳細

  • 1試合あたりの対戦時間は15分です。この15分という時間は、技の選択時間だけでなく各ターンの行動も含まれているため、天候や状態異常などのエフェクトも含まれたものとなります。
  • 残りの対戦時間に関しては、バトル中に確認することはできません。
  • 残りの対戦時間が3分になるとアナウンスが流れ、残り60秒になるとカウントダウンが始まります。
  • お互いのプレイヤーが、対戦時間0になる前に行動を選択した場合には、その後の行動で対戦時間をオーバーしても、中断されることなく、そのターンの行動が行われます。
  • どちらかのプレイヤーが、対戦時間が0になってから行動を選択した場合には、そのターンの行動は行われずに勝敗の判定が行われます。

持ち時間の詳細

  • 1試合あたりの各プレイヤーの持ち時間は7分となっています。この7分という時間は、技の選択やポケモンの交代などプレイヤーの操作できる時間のみで計算され、ポケモンが技を使っているような時間は含まれないものとなっています。
  • 蜻蛉返りや脱出ボタンなど、ターン中に行動を選択するものも持ち時間を消費します。
  • 画面右の「YOUR TIME」が自分の持ち時間になります。
  • 相手のポケモンのすぐ下にある時間は、相手の持ち時間になります。
  • 持ち時間が0になってから行動を選択した場合も、そのターンの行動は行われ、そのターンの終了時に勝敗の判定がされます。
  • 対戦時間と同時に持ち時間が0になった試合は、対戦時間が切れた際と同じ判定になります。

1ターンあたりの選択時間

  • 1ターンあたりの選択時間は45秒となっています。
  • 残り30秒になるとアナウンスが流れ、残り10秒になるとカウントダウンが始まります。
  • 蜻蛉返りや脱出ボタンなど、ターン中に行動を選択するものや、瀕死のポケモンの代わりに繰り出すポケモンを選ぶ時間も45秒となっています。
  • 画面右の「COMMAND」が自分の持ち時間になります。
  • 時間切れになると、カーソルを合わせていた行動は無視され、場に出ているポケモンの1番上の技が強制的に選択されます。
  • ダブルバトルで1匹目の行動だけを確定させたケースでは、1匹目は選択した行動、2匹目は場に出ているポケモンの1番上の技が強制的に選択されます。
  • 対戦時間や持ち時間が0になったあとも、選択時間は45秒フルに使うことができます。

まとめ

制限時間が切れた場合には、残ったポケモンの数で勝敗が決まるため、TODを狙うためには、ポケモンを瀕死にさせない立ち回りが要求されます。

1ターンあたり45秒と考えていられる時間も少なく、持ち時間も7分と厳しいため、長考が要求されるようなパーティはシーズン2では厳しくなりそうです。

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