『とつげきチョッキ』を持たせたポケモンの耐久調整について検証しました!

ポケモンバトルにおいて特防1.5倍になる『とつげきチョッキ』はよく使われていますが、チョッキを持たせた際の理想的な努力値の調整まで答えることのできる人は多くないと思います。

そこで、今回はチョッキを持たせた際の努力値の調整について検証してきました。

検証結果より、”総合耐久を最大にする計算式“まで求めることもできたのでぜひ見ていってください。

検証は『ゴリランダー』で行います!

どのポケモンで検証するかなのですが、今回はゴリランダーをチョイスすることにしました。

ゴリランダーはダブルバトルで高い使用率を誇り、持ち物も『とつげきチョッキ』がよく使われているということで検証にピッタリですね!

ダブルバトルのポケモン使用率ランキング
ゴリランダーの持ち物
とりあえず、性格は”意地っ張り”で攻撃を11nである”176″まで確保するとして、素早さは「グラススライダーもあるし4振りでいいかなぁ」という前提でいくと、残りの努力値は”380″となります。検証の都合上、耐久全振りという前提は厳しかった
この”380″の努力値を振り分けた際の各種耐久を計算して表にまとめてみました!

検証結果を表にまとめました!

物理耐久は『HP×防御』特殊耐久は『HP×特防』とし、物理耐久と特殊耐久を足したものを総合耐久として載せています。(特殊耐久は『とつげきチョッキ』の”特防1.5倍”を含んだ結果となっています。)

実数値(H-B-D) 物理耐久 特殊耐久 総合耐久
200-111-114 22200 34200 56400
198-111-116 21978 34452 56430
196-111-118 21756 34692 56448
194-111-120 21534 34920 56454
192-111-122 21312 35136 56448

検証結果より、総合耐久が最大になるゴリランダーの努力値は、
194(148)-176(116)-111(4)-*-120(236)-106(4)
という結果になりました!

勘のいい方ならすでに気づいているかもしれませんが、この値から『総合耐久が最大になる計算式』も求められます!

総合耐久が最大になる計算式!

ズバリ、総合耐久が最大になるのは、

H×1.5 = B+(D×1.5)

となるときです。

上のゴリランダーで当てはめてみると、
194×1.5 = 291
120×1.5 = 180
111+180 = 291
となっているのが分かるはずです。

この式は色んなポケモンに応用できそうですね!

最後にチョッキが合っているポケモンについて軽く考察していきたいと思います。

どんなポケモンにチョッキが合っているのか?

シングルでは素直に特殊受けのポケモンに持たせれば良いですが、ダブルの場合は物理技も受けることを想定しなくてはいけません。

ダブルバトルでは物理耐久と特殊耐久のバランスも求められるため、元々特防の高いポケモンに持たせるよりも、短所を補う使い方が望ましいと思います。

コータスやジュラルドンといった防御が高くて特防が低いポケモンなどに持たせるのが良さそうですね!

コータス
ジュラルドン

また、『いかく』の特性を持っているポケモンとも相性が良いでしょう。

ガオガエンやギャラドスなどに持たせることで、物理にも特殊にも投げていけるポケモンとなれます。

ガオガエン
ギャラドス

まとめ

チョッキを持たせた場合の理想の数値は『H×1.5 = B+(D×1.5)』となることが分かりました。

バンギラスの砂込の特防なんかも同じ計算式で求められるので、計算してみるのもいいと思います。(バンギラスのHP252振りは、凄く理想的な数値になっていて驚きました。)

『とつげきチョッキ』はとても強力な持ち物なので、対戦でも是非つかってみてくださいね!

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