ポケモンの技は命中率が100%のものを採用するべき理由!

みなさんはポケモンにどんな技を覚えさせていますか?

「ハイドロポンプ」や「だいもんじ」を採用している人は少し冷静になって考えてもらいたいのです。それって「なみのり」や「かえんほうしゃ」ではだめなのでしょうか?

かつての私も「りゅうせいぐん」や「ストーンエッジ」といった技ばかり使っていました。ですが、今では命中不安技はほとんど使わないようにしています。

この記事では命中率が100%である技のほうが合理的であると考えた理由と、それでも命中率を低い技を採用しなくてはならないケースについて解説していきたいと思います。

期待値という考え方は捨てよう

「なぜ命中不安技を使うのか?」の問いに対して、特に大文字に関しては「期待値が高いから」と答える人もいるでしょう。何も考えずに技の威力と命中率をざっくり掛け算してそれが上のものを選んでいるというのなら、その考え方をやめたほうがいいかもしれません。

「倒した際の余剰分は無駄になっている」という視点を持ちましょう。当てるか当てないかが重要であるのなら、わざわざリスクをとる必要はありませんよね。

命中率が100%の技を使うことで得られる利点とは?

命中率が100%の技を使うことによる利点は以下の3つになります。

技外しによるストレスがない

技が当たらなくて嘆いたりすることがなくなるのは大きなメリットと言えます。リスクを承知してその技を採用しているのにも関わらず、いざ外したら気分が悪くなってしまうものです。

最初からそういった技を使わないようにするとストレスフリーの対戦を行うことができますね!

PPが潤沢である

命中率の安定した技の方がPPが多い傾向があります。あまり気にしていない人もいるかもしれませんが、PPが潤沢であることは非常に重要です。

「ガブリアス」と「エアームド」を例にして考えてみます。もし、ガブリアスが「だいもんじ」を採用していたなら、外しのリスクもそうですが羽休め連打でPPが枯れてしまうことも考えられますよね。これが「かえんほうしゃ」であるなら、羽休めのPP切れまで付き合うことが可能になってきます。

不安定な技を当て続けることを狙うよりは、急所や追加効果に期待を寄せる方が遥かに健全でしょう。

敗因が明確になる

技外しによる負けを極限まで減らすことで、負けた際に「どこがダメだったのか」ということがわかりやすくなります。構築や立ち回りを見直していけるようになるので自身の成長にもつながっていくでしょう。

命中率低い技を採用するケース

残念ながら命中率が100%以外の技も使わなければならないケースもあります。

代用できる技がない

例えばダブルでのラプラスは「ねっとう」を覚えないため「ハイドロポンプ」を採用するしかありません。ウォッシュロトムのように最初からそれしか選択肢がないポケモンもいます。

こういったケースでは仕方なく命中率の低い技を採用することもあります。ですが、なるべくそれは避けていきましょう。

例えばリザードンでヒードランを相手したいという場合でも、「きあいだま」を覚えさせるのではなく「めざめるパワー」のタイプが地面の個体を用意するなどして対応するようにしましょう。「きあいだま」であればバンギラスなどにも打点を持て、また交代されたケースでも負担をかけられるといったメリットもありますが、本来の目的を妥協してまで選ぶ選択肢ではないように思います。

仮想敵の確定数に関わってくるケース

特定のポケモンをどうしても1発で倒したいといったケースもあるかと思います。そういった仮想敵がはっきりしている場合には、必要に応じて命中不安技を採用するのもありでしょう。

なるべく持ち物や努力値でなんとかできないか模索しましょう。
命中不安技に頼るのは最終手段になります。

Z技として使う(7世代)

Z技は必中なので威力の底上げに使うのはありだと思います。ただし、Z技の後に行動することも考えるとメインウエポンに不安定な技を使うのはなるべく避けたいところです。

ダブル・トリプルでの全体技

全体技には命中率が100%でないものも多いです。しかし、「ねっぷう」や「だくりゅう」、「いわなだれ」といった技は理由があってよく使われています。

これらの技を採用するポケモンはたいていの場合火力枠になります。拘りメガネや命の珠を持たせ、がんがん削っていく役割を担っていることでしょう。そのため、敵のポケモンを倒す目的よりかは削っていく目的で採用されることが多いです。外しが致命傷になりにくいため積極的に採用していくことができているというわけですね。

また、全体技ともなると期待値的にも単体技の1.5倍近くにまでなるので、さすがに無視できないというのもあるでしょう。熱風や岩雪崩はどちらかに当たる確率は99%となっています。両外しの確率がほぼない上に片方だけにしか当たらなかったとしても十分な威力になるので、総合的な判断で採用していく感じになりますね。

まとめ

よほどのことがない限り命中率が100%の技を使っていきましょう。とりあえず炎技は「だいもんじ」みたいな考え方はやめるべきです。

それでも命中不安技を採用する場合はそのリスクをしっかりと受け止めるべきです。外しても気になりにくい全体技以外では極力使わないような構築を組んでいきましょう!

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