ポケモン剣盾の金策!お金稼ぎを効率化する特殊型ニャースの努力値の配分とは?

ポケモン剣盾の金策について考えていきたいと思います。発売してもう3週間ということで、すでにキョダイマックスできるニャースを使った金策を実践している人も多いことでしょう。

しかし、その多くが物理型であると思われます。確かに物理型にもいい面はあるのですが、今回紹介するのは特殊型のニャースとなっています。特殊型のニャースを採用することでニャース1匹でトーナメントを全抜きできるようになり、交代の手間もかからず高速周回が可能となります。

特殊型ニャースの型を紹介!

特殊型ニャースの用意は少し面倒です。ですが、一度用意してしまえばあとは楽になるので頑張りましょう!

ニャースのわざ構成

特殊技はわざレコードが必要ですが、がんばって集めましょう!

  • ハイパーボイス → わざレコード
  • シャドーボール → わざレコード
  • 10まんボルト → わざレコード
  • わるだくみ → Lv40で覚える

ハイパーボイスはメインウエポンであり、キョダイコバンを撃つためにも必須の技です。

シャドーボールも通りがよく、対ダンデでも重宝するのでほぼ必須の存在です。

10万ボルトはできればあったほうがいいのですが、最悪なくても大丈夫です。用途としては不一致最高打点であること、のろわれボディの対策、水タイプへの打点となっています。

わるだくみを積めることが特殊型である強みなので、わるだくみも必須ですね。

ニャースの性格と努力値

ニャースの性格は攻撃が下がる代わりに特攻の上がる控えめにしましょう!努力値は特攻に252振りを確定とし、残りを素早さと耐久に振り分けていきます。

なお、今回紹介するニャースはLv100で個体値も王冠で全て鍛えてあるという前提での配分となります。まだLv100にしてない人はレイドバトルで飴集めに励みましょう!

ニャースは耐久面の種族値のバランスが良いので、HPだけでなく防御や特防にも努力値を振っていく形になります。努力値の振り方についての詳しいことは以下の記事でも紹介していますので、そちらも合わせてご覧ください。

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H=B+Dの法則とは?

また、ソードとシールドで必要となる素早さのラインも少し違ってきますので、それぞれ紹介していきたいと思います。

ソード用

  • 努力値:H120 B88 C252 D32 S16
  • 実数値:251-*-128-196-124-220

こちらの配分の意図は以下となっています。

  • 素早さはダンデのドラパルト抜き(ホップのザマゼンタも抜けます)
  • 特殊耐久はダンデのギルガルドのてっていこうせん耐え
  • 余りは「H=B+D」を意識しながら物理耐久に振り分け

ギルガルドの特攻については、実際に何度もダンデのギルガルドの攻撃を受けながらダメージ計算を行いました。(てっていこうせんはHPが削られて連発できないので、毎回リセットするの大変でした…)

その結果、ギルガルドの特攻は控えめの無振り(実数値244)であることがわかりました。てっていこうせんを耐えられないと悪巧みを積めなくなってしまうのでこの特殊耐久のラインは必須でしょう。

急所に当たると倒されてしまいますが、てっていこうせんは命中率が100%ではなく、ギルガルドは初手キングシールドのパターンもあるので、そこまで気にする必要はないと思います。

その後に出てくるドラパルトにやられないために、ドラパルトを抜く素早さも確保しました。

残りの努力値は、対ホップでバイウールーの捨て身タックルを急所1回込で2耐えできると便利なので物理耐久に回しました。検証はシールドで行ったので自信はないのですが、対サイトウでも有用だと思われます。

シールド用

  • 努力値:H96 B44 C252 D44 S72
  • 実数値:245-*-117-196-127-234

こちらの配分の意図は以下となっています。

  • 素早さはホップのザシアン抜き
  • 特殊耐久はダンデのギルガルドのてっていこうせん耐え
  • 余りは「H=B+D」を意識しながら物理耐久に振り分け

シールドはザシアンを抜く分、耐久に割り振れる努力値が少なくなってしまっていますね。

特防のラインは変えずに防御を可能な限り伸ばしています。バイウールーの捨て身タックルが乱数にはなってしまいますが、急所1回込で2耐えできるようにがんばっています。

ワイルドエリアのイベントで期間限定ではありますが、夢特性である『きんちょうかん』の個体を入手できるようになりました。
ですが、有用性を発揮する試合がなく、またバトルに出したときにメッセージが表示されてテンポも悪くなってしまいます。
なるべく通常特性の個体を用意するようにしましょう!

特殊型のニャースのメリットとは?

ここまで特殊型ニャースの調整について紹介してきましたが、「物理型ニャースと比べてどんなメリットがあるのか?」を見ていきたいと思います。

  • ニャース1匹で全抜きできるため、交代の手間がかからない
  • レベリング用のポケモンを5匹連れていける

主にこの2つが大きいですね。

物理型の場合、ザシアンやムゲンダイナを一緒に連れている人も多いでしょう。しかし、交代の手間がかかるほか、場にでたタイミングで特性が発動してしまうのがタイムロスになってしまいます。

物理型は「とっておき」をキョダイコバンにすることで威力140にできる点が魅力的ですが、カブのコータスなど防御の高いポケモンは1発で落とせないことも多いです。そんなカブも、特殊ニャースであれば悪巧みを1度積むだけで全抜きできるので、早さに関しては言うまでもありませんよね。

特殊型ニャースのトーナメントでの立ち回り

特殊型ニャースのトーナメントでの立ち回りについて見ていきたいと思います。筆者はシールドなので、ソード限定のサイトウやマクワについてはごめんなさい…

オニオン戦

この記事を書くためにトーナメントを30周はしたはずなのですが、1度もマッチしませんでした(笑)

あくタイプ使いのネズを呼んでおけばオニオンとマッチングする可能性がかなり低くなるので、シールドの人はネズを招待するようにしましょう!ネズはダイマックスを使わないので演出的にも効率がいいです!

検証はできてないのですが、使用ポケモンを見るに悪巧みを1回積んでシャドボで全抜きできると思います。

  1. わるだくみ
  2. シャドーボール×5

カブ戦

カブ戦は楽勝です。

  1. わるだくみ
  2. ハイパーボイス×2
  3. キョダイコバン×3

キバナ戦

キバナも簡単ですね。

  1. わるだくみ
  2. ハイパーボイス×2
  3. キョダイコバン×3

ダンデ戦

ダンデも特殊型ニャースなら簡単に突破できます。ギルガルドのあとは必ずドラパルトを出してくれる親切設計なので、ドラパルトを落としたらキョダイコバン連打で終了です。

ただし、御三家でサルノリを選んだ人はエースバーンが先制技を持っているようなので注意しましょう。

  1. わるだくみ
  2. シャドーボール×2
  3. キョダイコバン×3

ネズ戦

ネズ戦はズルズキンの猫騙しや砂かけが面倒なので、初手キョダイコバンで落としていきましょう。

物理型では硬かったタチフサグマも特殊型ならあっさり突破できます。ブロッキングの有無でキョダイマックスが切れたときに対面するポケモンがカラマネロとストリンダーの2択になりますが、どちらのパターンも悪巧みからのハイパーボイス連打でOKです。

カラマネロがトリックルームを持っていないのが嬉しいですね!

  1. キョダイコバン×3
  2. わるだくみ
  3. ハイパーボイス連打

ビート戦

ビートも簡単です。クチートも悪巧みを積めばハイパーボイスで突破できるので、わざわざ10万ボルトを選択する必要はありません。

  1. わるだくみ
  2. ハイパーボイス×2
  3. キョダイコバン×3

ホップ戦

ホップ戦は少し分岐があります。

ホップ戦はニャースでバイウールーを倒すとザシアン(ザマゼンタ)が出てくるのですが、ザシアン(ザマゼンタ)は悪巧みを3回積んでいないと10万ボルトで落とすことができません。

そのため、バイウールーの対面で悪巧みを積んでいきたいところではあるのですが、コットンガードを使ってくるかどうかは運次第なので悪巧みを2回しか積めないケースが存在します。

このとき、諦めて他のポケモンでザシアン(ザマゼンタ)を倒したり、ニャースを回復させながら無理やり積んだりといった手段もありかもしれません。しかし、それではテンポが悪くなってしまいます。

もしコットンガードを使ってくれなかった場合、ザシアン(ザマゼンタ)はダイサンダーで落としつつ、キョダイコバンを2回で諦める作戦にシフトするのがいいと思います。

悪巧みを2回しか積めなかったケース

  1. わるだくみ×2
  2. ハイパーボイス(バイウールー)
  3. ダイサンダー(ザシアン・ザマゼンタ)
  4. キョダイコバン×2
  5. 10万ボルト(アーマーガア)

悪巧みを3回積めたケース

  1. わるだくみ×3
  2. 10万ボルト×2
  3. キョダイコバン×3

マリィ戦

マリィ戦はレパルダスが猫騙しにバークアウトなど面倒なので初手ダイマックスしたいところではあるのですが、ラストのキョダイマックスオーロンゲにキョダイコバンを当てていきたいので我慢しましょう。

キョダイマックスオーロンゲをハイパーボイスで落とすためには悪巧みを2回積まないといけなくなるので、猫を受けてでも1積みのルートのほうがいいと考えています。

いちゃもんはダイマックス時には無力化されるので気にしなくて大丈夫です。

  1. わるだくみ
  2. ハイパーボイス×2
  3. キョダイコバン×3

メロン戦

メロン戦は初手に出てくるモスノウに追い風を許してしまうと、次に出てくるヒヒダルマの氷柱落としによる怯みでニャースが押し切られてしまうことがあります。

そのため、初手でダイマックスを切ってモウノウをワンパンしていくのが得策でしょう。

キョダイマックスラプラスは悪巧み1積み10万ボルトで落ちないこともありますが、返しの攻撃も余裕で耐えるので特に問題はありません。乱数次第では落とせるので、2回積むよりは10万ボルト連発のほうが効率は良いと思います。

コオリッポに強いのも特殊型の利点ですね!

  1. キョダイコバン×3
  2. わるだくみ
  3. 10万ボルト連打

ヤロー戦

ヤロー戦はルンパッパの猫騙しを避けるためにも初手ダイマックスでいきます。

猫騙しのあとに悪巧みを積んでもいいのですが、ワタシラガが守るを使ってくることがあり、最後のアップリュー(タルップル)までダイマックスを維持できないパターンが出てきます。

なので、やっぱり初手ダイマックスが安定ですね。

  1. キョダイコバン×3
  2. わるだくみ
  3. ハイパーボイス連打

ルリナ戦

ルリナ戦はラストにノーマル半減のカジリガメがキョダイマックスしてくるので、先にキョダイコバンを使っておくのがいいですね。

  1. わるだくみ
  2. キョダイコバン×3
  3. 10万ボルト×2
カエデさんが一般トレーナーへの立ち回りもまとめてくださいました。
ぜひ参考にしてください!

まとめ

ニャースは特殊型にすることでトーナメントを効率的に周回することができます。レベル上げを兼ねながらやることもでき、時給でいえば150〜200万程度叩き出すことができるようになります!

トーナメントの報酬にはかえんだまやガンテツボールもあるため、それらを集める目的でも効率的に周回できたほうがいいですよね。

わざレコードが必要になるので用意は大変ですが、何度も繰り返すコンテンツになるのでそれだけの価値はあるかと思います。

是非特殊ニャースを試してみてください!

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