ポケットモンスターシリーズといえば、『ブラック・ホワイト』や『サン・ムーン』のように2種類のソフトをリリースすることが恒例になっていますよね。
ソードとシールドの違いを改めて確認しながら、両方揃えることによるメリットはあるのか見ていきましょう!
ソードとシールドの違いはほとんどない!
実はソードとシールドは、過去作と比較してもかなり違いの少ないシリーズとなっています。
主な違いは次の3つだけです。
- 出現するポケモンが少し違っている
- 一部のジムリーダーが異なる
- 伝説のポケモン『ザシアン』と『ザマゼンタ』の存在
出現するポケモンが多少違っていようと、他の人のレイドバトルに参戦したり孵化あまりを交換してもらったりすれば簡単にコンプリートできるので、実際にプレイしてみると、この違いはほとんど気になりません。
ザシアンとザマゼンタのみ例外であり、この2匹だけは各バージョンを持っている人だけがゲットできる特権のようなものと言えます。(ポケモンホームのGTSでも人気すぎてなかなか交換が成立しません)
出現するジムリーダーの違いについては、気にする人は気にするかもしれませんが、最終的にはリーグの周回効率に少し関わってくるくらいで、ストーリーはほぼ同じとなっています。
もし、まだソードもシールドも持っていないという方は、以下の記事でより深堀りした内容を解説していますので、そちらも合わせてご覧いただけると幸いです。
ポケットモンスター ソード・シールド(ポケモン剣盾)が発売されて1週間が経ちました。情報もだいぶ出揃ってきた今、改めてポケモン剣盾の差を見ていきたいと思います。 発売の2週間ほど前に、今までの傾向から分析するといった記事も挙げましたね[…]
バージョンによる違いを求めるのではなく、サブロムとして考えるのが正解かもしれない
ソードとシールドであまり違いがないのなら、両方揃えるメリットはほとんどないと言えるでしょう。
ですが、サブロムとして運用を考えるのは良い選択かもしれません。
「サブロムならSwitchのユーザーを複数作ればいいんじゃないか?」と思った方もいるかもしれません。
確かに、ニンテンドースイッチではユーザー毎にセーブデータが保存される仕組みなので、新たなユーザーを登録すれば、1本のソフトで複数のセーブデータを作ることが可能です。
ですが、この手法には1つ罠があります。
それは、『Nintendo Switch Online』の『ファミリープラン』に加入しないと、サブロムではオンラインに潜れないという点です。
参考までに、『Nintendo Switch Online』の12ヶ月の料金プランは以下のようになっています。
- 個人プラン:2400円(税込)
- ファミリープラン:4500円(税込)
1年間で2100円もの違いがありますね。
ソフトをもう1本揃えると5000円近くかかってしまいますが、2年使い倒せばコスト的にはほとんど変わりません。(2年以内に新作やリメイクが出る可能性も高いですが…)
バージョン違いの恩恵を得られる点から見ても、個人的には、『ソフト1本 + ファミリープラン』よりも『ソフト2本 + 個人プラン』のほうが便利かなぁと思います。
ファミリープランなら最大8人のユーザーを作ることができますが、実際問題として複数人で使っているとかでもない限り、1台のSwitchにそんなにユーザーは必要ないでしょう。
ソードとシールドが両方あれば、ニンテンドーSwitchオンラインが個人プランであっても2つのアカウントでランクバトルに潜れるのは大きいでしょう!ソードとシールドをそれぞれ、パーティの試運転用のアカウントとランク上位を狙うためのアカウントで分けたりできるので、一般的にはこれで十分かと思います。
DLCでバージョンの違いが大きくなるかも?
ポケモン剣盾はDLCとして『エキスパンションパス』も販売されています。
鎧の孤島ではストーリーに登場する人物がバージョンで異なることが明言されていましたね。
また、冠の雪原では準伝説のポケモンが解禁されることも発表されています。
準伝のポケモンと言えば、『ラティオスとラティアス』、『トルネロスとボルトロス』のように対になる存在も多く存在しています。
まだ仕様ははっきりしていませんが、これらのポケモンが各バージョン限定な可能性もあるので、DLCによって剣盾の違いが大きくなっていくこともあるかもしれません。
まとめ
ポケモンのソードとシールドは現時点で大きな違いはなく、サブロムとしての運用を考えないのであれば両方揃える理由としては弱いです。
ですが、エキスパンションパスの仕様次第で、両バージョン持ちのメリットも出てくるかもしれませんので、準備しておくのも悪くないと思われます。